6月議会における質問と答弁(抜粋)

■一般質問
真田 広志

「新庁舎建設について」
 新庁舎建設に伴い、市庁舎周辺住民による、「住民が考える小さなまちづくり協議会」より協議会報告書が市長宛に提出されたことに対し、当局としてどのようにうけとめ、また今後の新庁舎建設計画に生かしていくのか、対応を問うとともに今後の進め方に対し提言。

「市営住宅について」
 昭和26年に公営住宅法が制定されてから60年、福島市においても以下、様々な問題が生じている。
 市営住宅にも老朽化の進んだ建物も数多く見られる。住民の安心安全を守るうえにも対震度調査及び、耐震補強工事を早急に行うことが必要である。また、大半の住宅が高層であっても、エレベーターの設置がなされていない現状は足腰の弱い高齢者にとっては深刻な問題であることから、県において試験的に行われた後付エレベーターの設置検討などを併せ要求、提言。
 障がい者、母子家庭、高齢者、多家族等に対しそれぞれの諸事情に応じ、抽選も含め優遇措置制度の創設を提言。その他、条件付保証人免除制度、維持補修費補助制度の導入、及び郊外住宅に対しての「子育て支援型住宅」制度導入等々、市営住宅全般にかかわる諸問題、に関し先進地事例等に基づき質問、提言。

「都市交通について」
 6月1日施行の道路交通法改正による駐車監視員制度導入に伴い、全国各地で様々な問題が浮上している。福島市においても、消費者の中心地離れを防ぎ、商店街の活性化を図るため、また、積み下ろし等の業務を円滑に遂行する為にも何かしらの対応策が必要であることから、他市事例を参考にいくつか提言。
 公共交通機関、自動車利用者の都心回遊の利便性向上、街中賑わい創出の観点から、レンタサイクル事業及び放置自転車対策等に関し、財政措置も含め質問、提言

「児童犯罪について」
 全国的に児童に対する凶悪犯罪が頻発している。昨年12月議会において私自身提言したが、その後の福島市においての取り組み、対策、効果、それぞれの状況に関し質問、提言。また、このような子供たちの安全にかかわる地域においての取り組みに対し、補助等の予算措置を要求。

「信夫山整備について」
 隣のトトロのテーマ「散歩の歌」のモデルにもなった信夫山。全国で類を見ない都心にある緑豊かな「宝の山」を都市観光の目玉として全国にアピールすべき。
 昨年12月議会にて提言したところ、案内標識、眺望再生等、何点か採用していただいたが、更に市民、観光客が、信夫山の魅力に触れるためにも、様々なテーマの散策コースの設定及び表示システムの整備が求められる。また、観光客を案内する、資料、(ガイドブック)を始めとした、ガイドシステムの整備は必要不可欠なことから早急なる対応を要求。
 信夫山に隣接する既存施設を信夫山のガイドセンター(資料室)としての利活用、その他、観光ポイントを生かす具体的アイディアとして展望台、ビューポイントの整備、市民との信夫山・全山クリーンアップ活動への協力等々、多岐にわたり質問、提言。

 

■一般質問
宍戸 一照
(1)「福島市行政改革大綱2006」について
【質問】「行革大綱2003」の行革進行の進捗と総括
【答弁】計画最終年の17年度は重点項目95件の取り組みのうち、予定の進捗を見たものは64件約67%で概ね成果が上がっている。

【質問】「行革大綱2003」が積み残した課題について
【答弁】年度毎に取り組んだ改革推進計画の内容の規模に差があったこと、取り組み完了年度が必ずしも明確でなかった。

【質問】16年度までの補助金等の廃止と新規の件数と金額
【答弁】減額廃止が53件で2,176万円の削減、新規の補助金が15件で7,094万円。

【質問】17、18年度の補助金の整理合理化について
【答弁】17年度の見直し削減は30件1,810万円、新規は6件1,570万円、18年度は43件2,294万円の見直し削減で、新規は4件1,716万円で事業効果を十分に検討してきたが、今後も行政評価の取り組みの中で必要性を見極めていく。

(2)集中改革プランについて
【質問】市が100%出資する4法人の見直しについて
     公社役職員の退職金の原資について
     公社の退職引当金と不足額の補填について

【質問】福島市観光開発の利益処分について
     委託金等の市民負担軽減について
     指定管理者制度導入の目的と利益処分について

【質問】未利用財産の売り払いについて
【答弁】普通財産は可能な限り処分する方針で取り組む。
 *平成10年から16年までに処分した普通財産は240件で107,700万円
 *平成17年度の処分した普通財産は69件で22,528万円
 *平成18年度以降処分可能な山林原野以外の面積は698,327m
 *処分方法は一般競争入札か公募抽選方式、常時公募方式で市政だより・ホームページ等で周知を図る。

【質問】市民文化の振興について
     民家園の古民家の保存現況について
     民家園各施設の改修修繕計画について
【答弁】費用が嵩む屋根の葺き替え工事等は、国・県の補助制度導入も視野に財源を確保しながら計画的に進めていく。

 

■質 疑
中野 哲郎

『追加議案第76号、第77号に対する質疑報告』
 6月定例会終盤の6月14日に議案第76号、第77号が追加提出されました。
 同議案は、平成17年度よりの繰越明許費50,400千円の事業執行過程において、事前の現場調査や図面確認などで予知可能であったと思われる個所より新たなアスベスト使用が確認され、それらの改修事業に要する予算として、平成18・19年度において総額326,251千円を計上するものでありますが、議案審議に要する時間が限られている事や事業費積算根拠更には事前の現場調査や図面確認のやり方など多くの問題が指摘された所であります。
 当会派は、本会議の議案質疑を通して、これら問題点に対する当局の猛省と予算縮減への努力を促しながらも、本改修事業が福島市中央卸売市場という食の一大流通拠点における安心・安全の確保に関する重大且つ緊急を要する事案であり、本追加議案を採択すべきとの立場で最終日の本会議に臨みましたが、採決の結果、賛成多数により継続審査となった次第であります。
 以下、本会議における質疑の要旨を御報告致します。

【質問】本事案の発生が当市が進める協働の理念推進に重大な支障をきたす恐れに対する当局の見解を求める。
【答弁】市民の行政に対する信頼感・安心感を損ねる結果となり深くお詫びする。今後とも協働の理念実現に向け、職務に精励する所存である。

【質問】本事案発生の要因・原因と反省点並びに今後の改善策に対する所見を求める。
【答弁】当初の確認作業に問題があり、慎重に内部協議を重ねるべきであった。今後は庁内の連携を図り、市場関係者の理解を得ながら、安心・安全に充分配慮し早期に除去完了する。

【質問】アスベスト除去作業中の食(商品)と市場関係者の安心・安全を如何に確保するのか見解を求める。
【答弁】関係法令に基づき、卸会社2階事務所を仮設事務所に移転し、卸売場側とアスベスト除去個所を遮断し、飛散防止するなど安心・安全の確保に万全を期す。工事施工にあたっては、市場関係者と工程協議を充分に行い、市場業務及び運営に支障なきよう留意する。

【質問】本改修事業に対する国庫補助金交付の可能性と交付申請に対する考え方について伺う。
【答弁】現在、国・県と協議中であり、協議が整い次第、交付申請を行えるよう交付決定に向け準備する。

【質問】事業費節減努力につき具体策を含め見解を伺う。
【答弁】安心・安全を第一にしながら、工期やコスト縮減を念頭において、経費節減に努力する。

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